投稿者:40代女性
30代前半の頃、一人で出かけたジャズクラブの隣の席に気になる男性を見つけました。ストライプのシャツにチノパンを合わせたシンプルな服装でしたが、そのどれもが上質であることがわかりました。落ち着いた立ち居振る舞いで、音楽を静かに心から楽しんでいる様子が伝わってきました。
どうしても話をしたいと思った私が「ベースのソロが素敵でしたね」と曲の合間に声をかけると、彼は笑顔で「そうですね、僕もそう思います」と返してくれました。もっと話したいと思いましたが、そこはぐっとこらえて、演奏に集中していました。休憩時間にロビーに出て、彼の存在を確認してからしばらく時間をおいて、偶然のように彼の横を通り声をかけました。彼自身のプライベートには触れず、好きな音楽を尋ねて、彼が話しやすい雰囲気を創りながら聞き役に徹しました。自分を推しすぎないように控えめに、笑顔と相槌を心掛けながら話を聞きました。後半の演奏中は話しかけず、時折目が合うと微笑むようにしていました。
帰り際に「もしよかったら、また音楽のお話がしたいです」と彼に連絡先を渡したところ、10日が過ぎた頃に連絡がありました。
彼から連絡をもらい、1カ月に1度のペースでジャズのライブに一緒に出掛けるようになりました。恋愛というよりも友人らしい関係を意識しながら過ごすようにして半年が過ぎた頃に、彼から付き合ってほしいと言われ、付き合うようになりました。
笑顔と相槌をしてもらえると話してる方も気分がよくなってきますよね!あまりにもガツガツせずにさりげなく、特に目が合ったときに微笑むというのが効果的ですよね♪
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