投稿者:20代男性
あれは、大学生のころ。同じ研究室のメンバーでクリスマス会を行った。
自宅から通っている広めの友人宅を借りて、けっこうな規模で行った。ツリーの飾り付けや壁のディスプレーも本格的に、メンバーでワイワイ言いながら、取り付けていった。
メンバーの笑顔も含めて、世界のすべてがキラキラ輝いていた。世界中の幸せをこの空間に独り占めしているような、そんな錯覚におちいるぐらいの幸せの輝きを放っていた。
料理も生まれて初めて、七面鳥なるものを食し、この世にこんなうまいものがあるのかと、感動した。自分のチキン好きはココから来ているのかもしれない。
そんな宴の途中のこと。友人宅の屋上から、クリスマス一色に染まる街並みのイルミネーションを見ながら、隣で一緒に夜景を見ていた同級生の気になっている女の子と語り合った。
自分は、こんなクリスマスパーティーで楽しく盛り上がったのは、初めての経験だと語った。その女子も、こんなに楽しいパーティーは、なかなか参加できるものじゃないと賛同してくれた。
自分の人生の運をすべてここで使い果たしてしまうのではないか?、幸せ過ぎて怖いぐらいだという自分の言葉に、また来年もこんなクリスマスがすごせるといいですね、と言ってくれた。
見えるイルミネーションが、一段と輝いて見えた。このメンバーで、またクリスマスを祝いたいものだと心から願った。次の年のクリスマスは、その彼女とふたりで過ごすことが出来て、さらに幸せが加速した。
今の嫁さんがその彼女です。
大学時代に仲間内で行うクリスマスパーティーって盛り上がりますよね。恋愛ムードに発展しやすいですし素敵な思い出になったと思います。
なにより、そこから愛を育み結婚もしているのがとっても素敵ですね♪
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