投稿者:20代男性
私が高校生の時の告白エピソードです。
私には片思いしていた1つ年上の女性の先輩がいました。
その先輩は吹奏楽部で私は野球部でした。
吹奏楽部は野球の試合の時に応援として駆けつけてくれることがよくあり、私たち野球部のために夏の日差しが強い中や雨風が強い中でも一生懸命演奏してくれていることがとてもありがたいと思っていました。
吹奏楽部の皆さんにはとても力をもらっていました。
ですから私たち野球部も吹奏楽部の皆さんになにかお返しできないかなと思って、野球部と吹奏楽部の人たちでバーベキューをすることになりました。
もちろん野球部がバーベキューの準備をし、吹奏楽部の皆さんに楽しんでもらうというものです。
そのバーベキューの時に初めてまともにその片思いの1つ年上の先輩とお話をしたり、お肉を取り分けてもらったりして、恋愛経験が少なかった当時の私はすぐに先輩のことが好きになってしまいました。
そのバーベキューがきっかけで野球部と吹奏楽部はとても仲良くなりました。
ただ、私は先輩に自分の気持を伝えることができぬまま先輩の卒業が近づいてきました。
先輩の私に対する気持ちはわかりませんでしたが、卒業式の後に野球部のみんなでお世話になった吹奏楽部の卒業生に感謝の色紙を送ることになっていたので、その時に自分の気持ちを伝えようと決めました。
告白の結果は残念ながらダメでした。
私が告白すると「ありがとう、でもごめんなさい」と言われました。
先輩は高校を卒業して地元を離れて大学生になるということで、遠距離恋愛は私には無理だと思うと言われました。
そう言われて私はそうですかとしか言えませんでした。
遠距離恋愛でも私が頑張りますのでとは言わなくて良かったなと今では思っています。
先輩が私のことをどう思っていたのかは聞けませんでしたが、私のことをできるだけ傷つけないように告白を断ってくれたのではないかと思いました。
素敵な女性でした。
卒業して地元を離れてしまう吹奏楽部の女子と野球部の男子。
告白の結果は残念でしたが先輩の断り方も素敵ですね。ふたりとも素敵な恋をしているといいですね♪
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